仮想通貨

投資方法は決めた。あとは、どの仮想通貨に未来を託すか:⑥BSC(Binance Smart Chain)?

仮想通貨

ノンホルダー・リトです。

リトが未来を託す仮想通貨を探す緊急連載企画
第6弾です。

今回は伝家の宝刀BSCです。

Binance Smart Chainの略です。

これまで紹介してきたBitcoinやethereumとは
さらに一線を画すブロックチェーンです。

どこよりもかみくだいてイメージをお伝えしつつ、
一緒に未来を探っていきましょー。

BSCとは?

BSCはBINANCE社のほぼプライベートブロックチェーンです

BSCは、BINANCEという世界トップの仮想通貨取引所が
提供するプライベートブロックチェーンといっても過言ではないです。

ここが、これまで紹介してきた、Bitcoinやethereumと異なる点です。
これらの一般的なブロックチェーンは、
パブリックブロックチェーンと呼ばれています。

イメージとしては、
窓の杜みたいなフリーソフトまとめサイトがパブリックブロックチェーンで、
AppleのAppStoreがパブリックブロックチェーンです。

つまり、プライベートブロックチェーンは、
プラットフォーマーの意向が強く反映されやすいわけです。

これは、パブリックブロックチェーンに比べて、
透明性を欠くことに繋がったりします。

BSCは限りなくパブリックブロックチェーンに近いですが、
バリデーターの数があまりにも少ないのです。

バリデーターは、Bitcoinでいうマイナーです。

その数、なんと、21です。参考

Amazon Web Serviceのデータセンターでも、28箇所以上あります(2014年時点)。

この点は、あとの不安点で深掘りします。

とにかく、分散、非中央集権とはいいにくいわけです。

BSCはPoSでトランザクション処理してます

BSCはBitcoinのようなPoWではなく、PoSでトランザクションを処理します。

簡単にいうと、BSCのネイティブトークンである
$BNBをたくさん持っている人が、承認するという仕組みです。

たくさん持っている人には、その承認作業をやることで、
報酬が$BNBで得られるといった見返りがあります。

そして、この承認作業をする人をバリデーターといいます。

本当はもう少し細かい話がありますが、
ざっくりとBSCのトランザクション処理の解説をしました。
もっと詳しく知りたい方は、以下の公式サイトを見てみてください。

日本語なので、読みやすいですよ。

バイナンススマートチェーン(BSC)におけるBNBステーキングのクイックガイド | Binance Academy
BSCデリゲーターになり、BNBをステークし、バイナンススマートチェーンの成長をサポートしながら、選択されたバリデーターから受動収入を得る方法を学びます。

BSCはDeFiバブルの真の立役者だった

2020年後半から、ethereum系DeFiのcompoundを皮切りに
DeFi市場が盛り上がりました。

しかし、その結果、ethereumのトランザクションは詰まりに詰まり、
ガス代が高騰し、ユーザーは手数料負けする事態になりました。

そこで、多くのユーザーは、ethereumよりも
早くて手数料が安いBSCに流れて行ったのです。

また、BSCが採用していたトークン規格のBEP-20が、
ethereumのトークン規格ERC-20と全く同じ作りになっていたことも
ethereumからユーザーの移行を促しました。

リトは、ethereum系DeFiからBSC系DeFiに流れるトレンドの時に、
DeFiを始めたので、そのビッグイベントの熱量は知りません。

DeFiを始めた当時、ethereumでは手数料負けする
軍資金しかなかったことだけは覚えています。

そんなこともあり、BSCでDeFiが盛り上がりに盛り上がりました。

まさに、DeFiバブルの真の立役者だったのです。

BSCのいいところ

早くて安くて安定感もある

これは、ほぼプライベートブロックチェーンだから実現できています。

圧倒的に分散していないからこそ、
効率的にトランザクション処理ができるのです。

これは、体感ですが、
2021年初めのDeFiバブル期でも、
リトはBSC上の取引で、
しびれを切らすほど待たされた記憶はありません。

その頃、Bitcoinの送金などでは、
数時間待たされたりしました。

とにかく早いのです。

手数料もethereumよりは圧倒的に安いです。

2021年1月の平均の取引手数料は、以下の通りです。

BSC0.002 $BNB
ethereum0.007 $ETH
https://explorer.bitquery.io/bsc/gashttps://explorer.bitquery.io/ethereum/gas

当時でも、$BNB価格は、$ETHより1桁小さいので、
取引手数料の差は歴然ですね。

現在は多少緩和されています。

クロスチェーンを備えた柔軟性

これもethereum系DeFiからBSC系DeFiに
ユーザーが流れたひとつの要因です。

クロスチェーンとは、ほかの独立したブロックチェーンと
取引ができるような仕組みになっているということです。

これは、BSCが採用していたトークン規格のBEP-20が、
ethereumのトークン規格ERC-20と全く同じ作りになっていた
ことも関係しています。

同じ規格なので、互換性を取りやすかったのです。

実際、ethereum用webウォレットのmetamaskで、
BEP-20規格のBSCを繋ぐことができます。

これがユーザーがBSCに流れやすい状況を演出したわけです。

普段ethereumで使い慣れていたmetamaskを使って、
同じ要領でBSCで取引ができたわけです。

クロスチェーンについては、
以前、Polkadotについての記事でお話ししたので、
よかったら読んでみてください。

DeFiのリーダーPancake Swapの安定感

BSC系DeFiのリーダーは、誰もが認めるPancake Swapです。

当時、Pancake Swapのユーザーは、パンケーキ職人と呼ばれ
非常に盛り上がっていました。

Pancake Swapは今でこそ、
破壊的な高利回りファーミングやプールは減りましたが、
圧倒的な安定感があります。

$TITAN事件の後などは、
界隈の人たちはみんな口を揃えて
「Pancake Swapに戻ろう」なんて言っていました。

なにかあっても、Pancake Swapに戻ってこればいい。
という、故郷感はすごいです。

Burnで希少性を担保

$BNBは四半期に一度、前期の取引量に応じてBurnされる
プログラムになっています。参考

Burnは焼却です。

$BNBの流通枚数を減らすということです。

これにより、$BNBは年を重ねるごとに希少性が増す
仕様になっているのです。

この点は、心踊る方も多いです。

しかし、Bitcoinとは違ったリスクがあります。
その点はこの後お話しします。

BSCの不安点

ほぼプライベートブロックチェーンという諸刃の剣

ほぼプライベートブロックチェーンは、
ユーザーにとっての使いやすさという点では満点です。

ですが、その裏にはリスクがあります。

それは、運営側の権力が強いということです。

GoogleやAppleなどのプラットフォーマーがよく、
ユーザーや開発者に不利になるような
仕様変更や規約変更をすることがありますよね。

しかも、ほぼ一方的に。

BINANCEもやろうと思えば、BSCで同じことができちゃうわけです。

バリデーターが21に分散されているとはいえ、
そのうちのどれだけがBINANCEと対等の人たちなのかは不明です。

ほとんど全てのバリデーターがBINANCEよりも
権限の低い人の可能性もありえます。

この点の不透明感がひとつのリスクなのです。

最近のBINANCE規制

日本では、BINANCEは取引所として認められていません。

また、最近イギリスでBINANCEに対する勧告が出され、
強い逆風を受けています。

英金融規制当局、バイナンスに警告──前日には金融庁が警告 | coindesk JAPAN | コインデスク・ジャパン
英金融行動監視機構(FCA)は26日、暗号資産(仮想通貨)取引サービスを行うバイナンス(Binance)のイギリスでの事業に警告を発した。 FCAは、同局の規制 ...

リトは、たまにBINANCEの取引所で
クレジットカードを使って仮想通貨を購入していたのですが、
このニュースが出たあたりから同じクレジットカードで
仮想通貨を購入できなくなってしまいました。

おかげで、ちょこっといい投資チャンスを逃したりしました。

それはさておき、今後他の国でも、なんらかの逆風が吹くようになると、
市場参加者はBINANCEへの不安を募らせることは必至です。

その結果、$BNBの低下やBSCの流動性の低下、
つまり取引の現象につながる可能性はゼロではないです。

実は、リトが推しているSAUNA FINANCEはBSCでのIDOの時、
当初$BNBでの販売を予定していたのですが、
このニュースが出てすぐに、$BNBが荒れたこともあってか、
ドルペッグ通貨の$BUSDへの販売に変更していました。

規制関係のニュースはほんと怖いです。

一応、BINANCEが潰れても、BSCは生き残るようにはなっていますが、
とはいえ、市場に与えるショックは大きので、
世界がBINANCEに優しくなることを祈りましょう。

Pancake Swap以外のDeFiがあまり盛り上がっていない

これは、リトの感覚です。

少なくてもリトの参加している界隈では、
最近はあまりBSC系DeFiの話題はあがっていないように思います。

やっぱりPancake Swapは安定している
という声が多いです。

今でこそ、おもしろみは減ったと思いますが、
ビジュアルはかわいいし、
Telegramで公式も毎日のように新しいプロジェクトを
お知らせしてくれるので、
ちゃんと動いてくれていて安心するのです。

なぜ、Pancake Swap以外が盛り上がっていないのかの
ひとつの理由として考えられるのが、
これまでの詐欺的DeFiの被害が大きかった点でしょうか。

実際は、運営の悪意とハッキングという第三者の悪意の2種類の
インシデントがあったわけですが。

Venusは特に何もありませんでしたが、
Value DeFiはリトも結構やられました。

被害が相次ぐBSCで今何が起きているのか?DeFiプロジェクトの脆弱性を考察 | 仮想通貨コラム | 仮想通貨(暗号資産)の比較・ランキングならHEDGE GUIDE
今回は、BSCで起きている攻撃被害の原因および背景とDeFiプロジェクトの脆弱性について、信玄 氏(@shingen_crypto)に解説していただきました。 目次 2021年5月に発生したBSCでの攻撃被害 脆弱性が存...

一応、ほんと最近、Rabbit Financeが大化けしたといった感じですかね。

RabbitFinance DeFi 評価と詳細 | ICOholder
RabbitFinance rating N/A, DeFi details, whitepaper, token price, DeFi rating, reviews, team, roadmap - Rabbit Finance is a leveraged yield farming protocol base...

1ヶ月で40倍ですね。恐ろしや。

これを皮切りにまた盛り上がるといいですねぇ。

結論:$BNBのBurnは魅力的だけど、ガス代用という気持ち

リトが敬愛するイケハヤさんは$BNBの大量保有者です。

ここで、盲信することはせず、よく考えると、
やっぱりDecentralizedとはいえない点が、
リトの心をあまりくすぐってくれませんでした。

Burnは非常に魅力的です。

ですが、これはある意味、Decentralizedではないことを
カバーするための飾りにも見えなくもない。

BSCは一番触っているブロックチェーンですが、
全身全霊をかけることはできないです。

DeFiのガス代という機能として、$BNBは捉えようと思います。

参考

BSCの総合的な学習はBINANCE公式がわかりやすいです。日本語です。

Explore our content | Binance Academy
Learn all there is to know about blockchain, cryptocurrency, trading, and more. Get started by exploring all the content on Binance Academy.

価格や概要について

https://coinmarketcap.com/ja/currencies/binance-coin/

BSC系DeFiの事件

被害が相次ぐBSCで今何が起きているのか?DeFiプロジェクトの脆弱性を考察 | 仮想通貨コラム | 仮想通貨(暗号資産)の比較・ランキングならHEDGE GUIDE
今回は、BSCで起きている攻撃被害の原因および背景とDeFiプロジェクトの脆弱性について、信玄 氏(@shingen_crypto)に解説していただきました。 目次 2021年5月に発生したBSCでの攻撃被害 脆弱性が存...

免責事項

本記事を参考にした事によるいかなる不利益について、管理者は一切の責任を負いかねます。

DYOR

コメント

タイトルとURLをコピーしました