Internet Identity を複数デバイスで使うための方法を解説します。
Internet Identity はパスワードが不要です。これが画期的な特徴です。
だからこそ、必ず2台以上のデバイスに共通のアカウントを登録しましょう。
なんらかの不具合があったときにリスクを避けられるからです。
Appleユーザーならすぐにできます。
Contents
■ Internet Identity はここがすごい
ICP (DFINITY) というブロックチェーンをご存知ですか?
ICPは、画期的なアカウントサービスを実現していす。
それがInternet Identityというアプリケーションです。
Internet Identityは、指紋認証だけでウォレットを管理できます。
なんと、パスワードを設定する必要もないんです。
*ICP (DFINITY) のアカウントを管理するdappsです。
■ Internet Identity の唯一の欠点
ただし、一つだけリスクがあります。
それは、指紋認証が物理的に効かなくなったらログインできなくなることです。
その解決策が、複数のデバイスで共通のアカウントを使えるようにすることです。
それではここから、Internet Identity を複数デバイスに登録する方法についてお話ししていきますね。
■ Internet Identity を2台目に登録する方法
やることはとっても簡単です。
- デバイスの1台目と2台目を用意(Mac、iPhone、iPad)
- Internet Identity Anchor(ID)を確認
- 1台目から2台目の登録を許可
なんとこれだけなんです。
□ ステップ1:2台目でInternet Identityを開く
2台目のデバイスを用意して、 Internet Identityのページにアクセスしましょう。
□ ステップ2:2台目を登録する
下の画像のように「Already have an anchor but using a new device?」 をクリック。

1台目で既に登録したAnchor(ID)を入力します。
Anchor は、6桁ぐらいの数字で書かれています。

「Continue」をクリックすると、 セキュリティキーの認証が求められます。
指紋又は顔認証をいつも通りやりましょう。
□ ステップ3:1台目のデバイスで2台目の登録を許可する
2台目の画面に、URLが出てきます。

このURLを1台目のデバイスで開きます。
すると、指紋認証や顔認証が求められるはずです。
無事に認証されれば、2台目デバイスの登録が完了します。
どうでしょうか。とっても簡単だったと思います。
■ 非Appleユーザーはどうするの?
非AppleユーザーももちろんInternet Identity を使用できます。
もし、Mac以外のPCでInternet Identity を使いたい場合は、
YubiKey という指紋認証デバイスを購入する必要があります。
仮想通貨やDeFi、Web3にどっぷり浸かるなら、YubiKeyはいろんなところで活躍するでしょう。
この機会に購入をおすすめしますね。