仮想通貨

ICPのロードマップを読み解こう-14

仮想通貨

ノンホルダー・リトです。

ICPを読み解こうの会も14回目です。

しかし、まだ先は長いです。

ゆっくりじっくり読んでいきましょー。

原文はこちらです。

Announcing Internet Computer “Mainnet” and a 20-Year Roadmap
The Internet Computer is the world’s first blockchain that runs at web speed and can increase its capacity without bound.

Building a Richer Open Internet That Beats Out Mega Monopolies

見出しの翻訳です。

メガ・モノポリーに打ち勝つ、より豊かなオープン・インターネットの構築

本文の翻訳と要点を見ていきまっしょい。

ビッグテックによるメガ・モノポリーの
インターネット・エコシステムは、日に日に強化され、
個人の自由や主権を奪い、
経済的な機会や成長を狭め、
イノベーションを遅らせています。

グーグルやフェイスブックのサービスで
かつて行われていた大規模なイノベーションが
何年も停滞していることに、
誰もが気づかずにはいられない。

その一方で、その運営者たちは、
ユーザーの習慣や欲求を追跡することで、
これまで以上に効率的にユーザーを収益化することに集中し、
新しい分野への参入や競合他社の買収によって
帝国の基盤を拡大し、
本来ならば新興企業を立ち上げるかもしれない人材を
雇用して無力化し、
自分たちに有利になるように
議員にロビー活動を行い、
規制当局を誘導して新興企業の競争を妨げるような
新しい規制を導入させるという
[規制当局の取り込み]のプロセスを行っている。

一方、インターネットの夢のフィールドでの機会が狭まる中、
ブロックチェーンやICOのブームに代表されるように、
膨大な投資家の資金と世界中の起業家や技術者の才能が、
新しいオープンなインターネットを構築することで
主導権を奪い返そうとしています。

そのために必要なのは、勝つための手段です。

よくも悪くもビッグテックに毒されている現状に対して、
ブロックチェーンは新たな風を吹き込みました。

インターネットコンピュータは、
そのための必須ツールを提供する。

一方では、オープンなインターネットサービスが、
従来のITスタック上に構築された
インターネットサービスでは実現できない
ユニークな機能や利点をユーザーに提供する手段を提供し、
他方では、信頼性の高い機能やデータを共有する手段が、
ダイナミズムや継続的なイノベーションを促進し、
開発者や起業家のチーム間の摩擦の少ない、
交渉不要のコラボレーションを強力にサポートすることで、
プラットフォームリスクを負うことなく、
あらゆる当事者があらゆるサービスの機能や
データを拡張することを可能にすることで、
ネットワーク効果をもたらす、
新しいオープンインターネットの
エコシステムを構築する手段を提供します。

また、前述したように、インターネットコンピュータは、
世界中の才能ある人々が資金を得るためのアクセスを民主化し、
最終的にはビッグテックの独占的なエコシステムよりも
はるかに多くの人々が、インターネットサービスを
これまで以上に簡単に構築できる
技術的なフレームワークを使って、
オープンなインターネットを
構築することができるようになります。

では、実際にどのような仕組みになっているのか考えてみましょう。

ICPでは、プラットフォームリスクがなく、
誰もがオープンなインターネットサービスを提供できるような
基盤を構築しています。

インターネットコンピュータが、
勝ち組の機能を生み出すためのプラットフォームを
どのように提供しているかは、
オープンバージョンの「Google Photos」や「Uber」、
「TikTok」がどのようなサービスを
提供するかを考えれば理解できる。

Open Photosのインターネットサービスは、
まず第一に安全であり、
例えば最近ホワイトハットハッカーによって
ユーザーアカウント内の写真を見ることができることを発見した
AppleのiCloudが完全に侵害されたことと比較しても、
十分に安全であると言えるでしょう。

しかし、消費者にとってより明らかなことは、
インターネットコンピュータの
新しいプログラム可能なウェブ機能によって強化された
信頼性の高い共有によって、
膨大な数の写真フィルターが利用可能になり、
写真は多種多様な追加サービスにエクスポートされ、
所有者にとってより価値のあるものとなり、
はるかに豊かなユーザーエクスペリエンスを
提供することができるということです。

また、Open Photosでは、
ユーザーが一時的に料金を支払うことで、
例えば1テラバイトの “永遠の “写真ストレージを
利用できるようにすることができますが、
その場合、二度と料金を支払う必要はありません。

これは、Compoundのような、
継続的なデータストレージの支払いのための
利息を発生させるDeFiシステムに、
簡単な関数呼び出しを使って
デポジットをインストールすることで実現できます。

DeFiの利息機能を応用して、
プラットフォームリスクのない
写真クラウドサービスが実現できると言っています。

Open Ridesサービスは、
さまざまな方法でUberやLyftに
取って代わろうとするかもしれない。

まず第一に、初期のドライバーやライダーが、
創業時のチームメンバーのように、
その成功に不可欠な役割を果たすことを認識するだろう。

このことを認識し、
バイラル採用のインセンティブを生み出すために、
Open Ridesは初期のドライバーやライダーが
乗車や紹介をした際にガバナンストークンを付与し、
Open Ridesが成功すれば、スタートアップベンチャーの
チームメンバーのように成功を共有できるようにします。

オープン・インターネット・サービスは、
インターネットの一部として自律的に実行されており、
ここではドライバーとライダーをつなぐ
高度なP2Pプロトコルとして実行されており、
コードは簡単には止められません。

Open Ridesは、
インターネット上の自律的なコードとして、
世界中のすべての地域で
即座に利用できるようになるかもしれません。

縄張りを守りたい地域のタクシー独占企業の
言いなりになっている地方政府との高価な交渉は必要なく、
Uberがいまだに多くの地域で営業できないのと同じように、
コストをさらに削減しながら、
ドライバーが乗車料金のより多くの部分を
保持できるようになるかもしれません。

もちろん、オープンライドは、
簡単な関数呼び出しで自動的に人の移動を組織化したい
他のサービスと簡単に統合することができます。

また、システムは改ざんできないため、
ドライバーとライダーの両方が、
評判とシステムが正確にレビューを記録していることを確認できます。

この例のように、Open Ridesなる
自律的なシステムができれば、
既存の規制に縛られず、どんな国でも
Uberのようなライドシェアサービスを
誰もが利用できるわけです。

DFINITY財団では、
TikTokをオープンなインターネットサービスとして再構築した
「CanCan」というサンプルアプリを開発しています。

これは、TikTokを
オープンなインターネットサービスとして再構築したものです。

当初の目的は、ユーザーの大量の動画や
その他のデータをインターネットコンピュータにアップロードし、
それをユーザーにストリーミング配信する方法を示すことでしたが、
現在はその「トークン化」に関する作業が進められています。

トークン化によって、
そのきっかけとなったアプリよりも
消費者にとって魅力的なアプリになることを示すのが
1つ目の目的ですが、もう1つの目的は、
もう1つの世代交代を後押しすることです。

Facebookなどのサービスは、
ユーザーを商品とすることで
利益を生み出す新しい方法を見つけました。

つまり、ユーザーを興味のあるものを
追跡できる環境に引き込み、
ユーザーを惹きつけるコンテンツを提供することで、
ユーザーのエンゲージメントを維持し、
そのエンゲージメントへのアクセスを
広告主に販売するという仕組みだ。

インターネットコンピュータの
ブロックチェーンとトークン化は、
この旅路を延長させ、
より公平にする手段を提供します。

トークン化によって、
サービスのユーザーは製品であることに加えて、
チームになることができるのです。

これがどのように機能するのかを見てみましょう。

ICPのトークン化は、たとえば
facebookのユーザーを広告主のための商品にする以上に、
サービスの提供側としての側面を担うようになるのです。

ここからは、ICP版TikTokの「CanCan」を例に、
その理由を語っています。

CanCanでは、
ユーザーがさまざまな方法で獲得できる
交換可能な「報酬ポイント」という
アイデアを導入しています。

大きな変更点は、
ユーザーが動画に感謝の意を示すために使用する
通常の「いいね!」ボタンに加えて、
「スーパーいいね!」ボタンが用意されていることです。

「スーパーいいね!」は
24時間に10回までしか押すことができないため、
ユーザーは人気が出そうな動画に「スーパーいいね!」を
押すことが求められます。

ある動画が人気を博すと、
CanCanはその動画に「スーパーいいね!」を
押したユーザーの順番を調べ、
早い段階で「スーパーいいね!」を押したユーザーには、
いくつかの理由で持っていると便利な
ポイントのシャワーを浴びせます。

まず、数日に一度の「Drop Day」では、
ユーザーはリワードポイントを
広告主が提供する賞品と交換することができ、
広告主はそのポイントを本サービスの広告費に充当したり、
CanCanのガバナンストークンと交換したりすることで、
本サービスのオーナーシップを得ることができます。

また、ユーザーには「赤文字」のアイコンが用意されており、
動画の制作者に感謝の気持ちを込めて
ポイントのチップを送ることができます。

ユーザーが特定のアクションをすることで、
CanCan内で使えるポイントが
CanCanというDappsのガバナンストークンとして、
もらったり使ったりできる仕組みになっています。

そして、そのアクションというのが、
投稿された動画に対する「スーパーいいね」とかです。

いわゆる美人投票みたいなインセンティブがあるわけです。

人気の出そうな投稿に「スーパーいいね」を投票し、
その投稿が最も「スーパーいいね」を集めたら、
投票したユーザーにポイントが渡される仕組みです。

CanCanの多くのユーザーは、
大量の動画をブラウザで見て、
成功しそうな新しい投稿を探し、
そこでスーパーいいね!を展開し、
人気が出てうまくいけば報酬ポイントを獲得できるという、
エキサイティングなゲームをしたいと思うのは当然です。

これにより、スマートコントラクトのコードは、
ユーザーがアプリを開いて初めて動画を見たときに、
どのコンテンツをハイライトすべきかというシグナルを提供し、
ベイジアンクラシファイヤーなどの技術に基づく
他のコンテンツの選別メカニズムを強力に補強し、
参加したユーザーをサービスを運営する
チームの一員にしています。

さらに、ユーザーがゲームに参加してポイントを獲得し、
そのポイントを賞品やサービスの一部の所有権に変換することで、
サービスがよりスティッキーになり、
ユーザーが消費するコンテンツの量が増えて、
カスタマイズされた広告を表示する機会が増えることになります。

ものすごいSNSですね。

時間の希少性がさらに増しそうです。

最後に、この仕組みによって、
自律的なサービスであるCanCanは、
コンテンツの節度を保つという
重要なニーズに応えることができます。

これがないと、
特にTikTokのような動画共有サービスでは、
異常な量の汚いコンテンツがあっという間に環境を汚染し、
ユーザーの体験を台無しにしてしまい、
その人気は小さなニッチを超えて
成長することができません。

この問題を解決するために、
新しい動画コンテンツがアップロードされると、
まずランダムに「無変調」フィードに置かれ、
1時間後に「メイン」フィードに移されます。

無秩序なフィードの中で、
ユーザーにはフラグボタンが用意されており、
十分なコンセンサスが得られた後に
削除されたコンテンツを早期に発見することで、
別のゲームでリワードポイントを獲得することができます。

これにより、ユーザーをチームメンバーとして取り込み、
さらには仕事の機会を分散させることができるようになりました。

現在、Facebookなどのプラットフォームでの
コンテンツ・モデレーションは、
北米で行われることが多く、
過酷な作業に支払われる給料も比較的低いものです。

CanCanでは、ユーザーがどこにいても
モデレーションを行うことができ、かつ、
ユーザーの所在地によって
差別されないレベルの報酬を支払うことで、
自由市場が雇用を分配し、
仕事を行う人がそれぞれの地域で
比較的高い報酬を得られるようにすることができます。

CanCanには、
ユーザーが管理者があるような作業をやってくれるような
仕組みも導入されています。

もちろん、オープンなインターネットサービスには、
他にも多くの利点があります。

オープンバージョンのFacebookが
Cambridge Analyticaにデータをエクスポートしたり、
オープンなZoom to export data to Facebook
ユーザーに気づかれずにデータをエクスポートする機会は、
単純にはありません。

このようなガバナンスシステムは、
オープンソース開発者に報酬や賞金を分配し、
優秀な頭脳集団が常に開発者を拡張するためにも利用できますが、
明日のオープンインターネット起業家は、
現在、多くの消費者がプライバシーや透明性の問題や
オープンソースモデルに関心がないことを考慮すべきであり、
ブロックチェーン上で勝てるサービスの創造は、
主に、より魅力的な機能、より優れたバイラル成長エンジン、
より豊かなエコシステム、
トークン化の提供によって達成されるでしょう。

ビッグテックによる情報の濫用が防げる。

これが、ICPとそのトークン、
ガバナンスシステムの最も優れた機能です。

そして、この仕組みが新たな経済モデル、ビジネスモデルを
作ることになると言っています。

免責事項

本記事を参考にした事によるいかなる不利益について、管理者は一切の責任を負いかねます。

DYOR, NFA

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