仮想通貨

ICPのロードマップを読み解こう-02

仮想通貨

ノンホルダー・リトです。

前回に引き続き、
ICPのロードマップを読み解いていきましょー。

原文はこちらです。

Announcing Internet Computer “Mainnet” and a 20-Year Roadmap
The Internet Computer is the world’s first blockchain that runs at web speed and can increase its capacity without bound.

The Purposes of the Internet Computer

「インターネットコンピューターの目的」の章です。

翻訳と要点をまとめていきまーす。

DFINITY財団は、ある大きな疑問を追求するために設立されました。

インターネットは、すべての人とすべてのものをつなぐ
分散型ネットワークですが、その機能を拡張することで、
人類が情報システムを構築するための
主要なプラットフォームにもなることができるのではないか?
その答えが「インターネットコンピュータ」です。

インターネットの機能を先進的なブロックチェーンネットワークで拡張し、
企業システムやインターネットサービス、DeFiなどの金融サービスなど、
高速でスケーラブルな情報システムを、仲介者や従来のITを必要とせずに
直接構築できるブロックチェーンを提供します。

ポイントは1つです。

ICPは、インターネットの新プラットフォームを目指している。

もちろん、これは新しい分散型のプロトコルを追加することで実現します。

インターネットは、IP(Internet Protocol)という
分散型プロトコルによって作られている。

IPは、何百万ものプライベートネットワークを束ねて
1つのグローバルネットワークを形成するものであり、
通信ソフトウェアがデータをどのようにインターネットネットワーク上で
ルーティングしなければならないかを考える必要がないため、
高い耐障害性と使いやすさを備えている。

インターネットコンピュータも同様に、
今度はブロックチェーン型のICP(Internet Computer Protocol)という
分散型プロトコルによって作られ、
世界中のデータセンターに設置された
特別なノードマシンの計算能力を織り交ぜて、
スマートコントラクトソフトウェアの進化とそのデータをホストする、
統一された使いやすいシームレスな宇宙を作り出しています。

このプラットフォームは、ウェブスピードで動作し、
無限の容量を持ち、ウェブ上のコンテンツを提供できるため、
スマートコントラクトを使って、ウェブサイト、企業システム、
大衆向けインターネットサービス、汎産業プラットフォーム、
DeFiなどを構築することができます。

ポイントは3つです。

  • ICPはIPに取って代わろうとしている
  • IPはプライベートネットワークの集合体
  • ICPはブロックチェーン型

ICPは、新しいインターネットのプロトコルを目指しています。

これ実現したら、本当に革命なんですね。

歴史が示しているように、すべての条件が同じであれば、
世界は、パーミッションレスで、相互運用性を最大化し、
ベンダーが囚われの顧客を作ることを目的とした
プロプライエタリなインフラや製品に内在する
プラットフォームのリスクを中和する、
インターネットのような共有された
公共のプラットフォームの上で構築することを好むのです。

インターネットコンピュータは、
インターネットが完全な技術スタックの役割を果たせるように拡張し、
クラウドサービス、サーバーマシン、独自のソフトウェアスタック、
データベース、ファイアウォールなどの従来のITを必要とせず、
サイバー空間でホストされたスマートコントラクトを使って
世界が構築できるようにします。

ICPは、実はもともと相互運用性を想定していました。

よく考えたら、当たり前ですよね。

だって、インターネットの
新しいプロトコルになろうとしているんだから。

あらゆるものを繋ぐことができることが大前提ですよね。

世界の情報システム構築者が
プロプライエタリなITから解放されることは立派な目標ですが、
これはインターネットコンピュータの存在意義のごく一部に過ぎません。

ブロックチェーンのスケーラビリティ、スピード、コストの制約が、
先進的な技術と斬新なネットワークアーキテクチャによって解決され、
スマートコントラクトのソフトウェアモデルが再考されてはるかに強力に進化し、
スマートコントラクトが仲介者なしでユーザーの体験を
直接Webブラウザに提供できるようになれば、
ブロックチェーンは改ざん不可能で止められないコンピュータとなり、
従来のITと比較して圧倒的な優位性を持つことがわかります。

これにより、企業システム、大衆向けインターネットサービス、
経済の再構築が促進され、DeFiが金融を再構築するように、
様々なものの仕組みを完全に再構築することが可能になります。

プロプライエタリ:
ソフトウェア配布者によって、利用者の権利が制限されること

ポイントは2つです。

  • ブロックチェーンのスケラービリティなど、
    基本的な問題をネットワークの作りから解決する
  • スマートコントラクトを末端ユーザーが
    手軽に使えるようにする

特に、2つ目はICPにとって重要なコンセプトです。

頻繁にプレスとかに書かれていることですよね。

自分がスマートコントラクトを触っている、
という自覚がないまま利用することが、
ICPのひとつのゴールです。

そのための構造が、ICP特有になっているわけです。

このプロジェクトに携わっている私たちにとって、
インターネットコンピュータは
高度なブロックチェーン科学の究極の表現であり、
関連するほぼすべての技術が新しいものです。

最大の課題の一つは、
あらゆる量のスマートコントラクトの計算を処理し、
あらゆる量のスマートコントラクトのデータを維持できる、
統一されたオンチェーン環境を提供することです。

このネットワークでは、ブロックチェーンの限界に関する
これまでの先入観を覆し、
ブロックチェーンを、より少ないコード行数で、
より簡単に大規模なインターネットサービスを構築するための
スケーリングソリューションとして提示しています。

インターネットコンピュータは、
自律コードやトークン化といった
ブロックチェーンの中核機能を進化させるとともに、
開発者がトークンを持たずにエンドユーザーと対話できるサービスを構築し、
そのサービスがすべてブロックチェーン上で実行されている
ことを知らなくてもよいようにしています。

全てがオンチェーンで、それを誰も気づかない。

慎ましやかなブロックチェーンですね。

このプロジェクトの範囲は非常に広く、
インターネットコンピュータ上に構築することで
得られるメリットの深さを理解するのは難しいかもしれません。

そのうちのいくつかを個別に列挙して、命題をより消化しやすくしてみよう。

このレビューは20〜30分にしておきますが、
注意力が足りない方は[ここをクリック]して
私のハイレベルなデッキを見ていただくこともできます。

というわけで、上のリンクには、
ICPに関する38ページのスライド資料がゲットできます。

これもちゃんと目を通さなきゃですね。

インターネットコンピュータの本質的な目的は、
人類が構築するためのはるかに優れたブロックチェーンを作ることです。

その目的の中には、さらに多くの具体的な意図があり、
そのうちのいくつかを大まかに説明します。

  • ビルダーと共に指数関数的に成長する公共事業
  • インターネットのように止められないシステムとサービス
  • デフォルトで安全であり、プライバシーを守るシステムとサービス
  • 再構築されたスマートコントラクトによる複雑性の排除とスケーリング
  • インターネットの “エッジ “を走るウェブスピードのブロックチェーン
  • ブロックチェーンシステムから問題のある仲介者を排除する
  • ブロックチェーンシステムから重要なユーザビリティの問題を取り除く
  • インテリジェントなガバナンスと自律的な進化の実現
  • トークン化されたガバナンスシステムによる “オープンなインターネットサービス”
  • 取り返しのつかない共有を持つ、信頼できるプログラム可能なウェブ
  • 99%の人々に技術的な機会を提供することで、技術の民主化を図る
  • メガ・モノポリーに負けない豊かなオープン・インターネットの構築
  • 計算を用いて契約に安定した流動性を与える
  • WebAssemblyを世界の仮想マシンにする
  • ブロックチェーンの三位一体の完成

15個も列挙されちゃってます。

抽象的な部分も多いので、暗記は難しいですが、
なんとなく頭の片隅に置いておくと、
これから他のブロックチェーンを触る上でも、
比較する材料になりそうです。

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DYOR, NFA

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