仮想通貨

ICPのcanisterスマートコントラクトも$ICPを転送できるようになる

ノンホルダー・リトです。

ICPの直近の動きを見ていきましょー。

原文はこちらです。

Motion Proposal to Enable Canister Smart Contracts to Transfer ICP Tokens Adopted by Community
The proposal adopts the design and plan for enabling smart contract canisters to transfer ICP utility tokens.

ざっくり解説

ICPのアカウントには、
プリンシパルという概念があります。

今回は、このプリンシパルが主役です。

プリンシパルは、アカウント所有者で、
ICPのプリンシパルは、2種類あります。参考

  1. 公開鍵ペアの所有者(要はユーザー)
  2. NNSの一部であるcanisterスマートコントラクト

今回のプリンシパルは、2つ目の
canisterスマートコントラクトです。

ユーザーが$ICPを自由に送受信することができるのですが、
システムであるcanisterスマートコントラクトは、
$ICPを転送する機能を持っていなかったのです。

そこで、canisterスマートコントラクトが
$ICPを転送できるようにしよう、
というMotion提案が全会一致で採択されたのです。

ただ、それだけです。
と、原文にも書いてます。

システムが大幅に飛躍する、
とかではないみたいです。

とはいえ、ICPの自由度が上がったことは確かです。

Motion Proposal to Enable Canister Smart Contracts to Transfer ICP Tokens Adopted by Community

原文タイトルの翻訳です。

Canisterスマートコントラクトで
ICPトークンを転送できるようにする
モーション提案がコミュニティで採択される

本文の翻訳を見ていきましょー。

インターネットコンピュータのコミュニティは、
ブロックチェーンの機能とアップグレードのロードマップ
積極的に形成しており、
開発者フォーラムでは活発な議論が行われています。

DFINITY財団は、技術的な貢献という形で、
インターネットコンピュータのエコシステムに
研究開発資源を提供しています。

技術的なアップグレードは、
Network Nervous System (NNS)への
モーションプロポーザルによって、
コミュニティの議論、投票、採用の対象となります。

「キャニスターを含むすべてのプリンシパルが
ICPユーティリティー・トークンを
転送できるようにするための作業を開始する提案」

(#20588)2021年9月15日15:00UTCにNNSに提出された

https://dashboard.internetcomputer.org/proposal/20588

ニューロン・ホルダーによる投票は
48時間後の9月17日に終了し、
99.99%のログ付きYes票で312,545,490の投票権を獲得した。

DFINITY財団とInternet Computer Association、
ひいてはそれぞれのニューロン・フォロワーは、
ICPニューロン・ホルダーの広範なコミュニティが
提案に投票する機会を得るまで、初期投票を控えました。

提案のライフサイクルの各段階において、
ニューロン・ホルダーは、
インターネット・コンピュータをより効率的に、
より速く、開発者にとってより使いやすくするための
財団の努力を指示することができます。

どのようなアップグレードが開始され、
どのようなコードが採用されるかは
コミュニティが決定するため、
インターネット・コンピュータは
リアルタイムに進化していきます。

最近では、キャニスターで
ICPトークンを転送できるようにするための
作業を開始する提案が
人気のあるコンセンサスによって開始されました。

NNSの提案には様々な種類があります。

これは、インターネット・コンピュータのコードを
積極的に変更するわけではないが、
コミュニティが方向性について投票するための
オンチェーン・メカニズムを提供する
「Motion提案」である。

例えば、この特定の提案は、
スマートコントラクトキャニスターが
ICPを転送できるようにするための
設計と計画を採用するというものでした。

今後数週間にわたり、コミュニティが投票した変更点で
コードを更新するNNS提案がいくつか行われる予定です。

提案の内容

この提案は、すべてのキャニスター・タイプが
ICPトークンを保持して転送できるように
サポートを拡大するものです。

現在、キャニスターは
ICPトークンを受け取ることができますが、
これはICPトークンを
任意のアドレスに送ることができるからです。

アドレスはプリンシパルとオプションの
サブアカウントから派生するため、
各キャニスターは他のプリンシパルと同様に、
自動的に多くのアドレスを関連付けることになります。

ただし、キャニスターは
ICPトークンの転送をブロックされます。

このブロックは、自己認証しているプリンシパルと
ホワイトリストに載っている
特定のキャニスターのみが
ICPトークンを転送できるように、
元帳のチェックによって実装されています。

キャニスターは自己認証プリンシパルを持たないため、
ICPトークンを転送することはできません。

提案されているアップグレードが可決されると、
この制限が取り除かれ、匿名のプリンシパルを除く
すべてのプリンシパルがICPトークンを
転送することができるようになります。

また、後方互換性もあります。

すべての自己認証およびホワイトリストされた
キャニスターは、引き続きICPを転送することができます。

この提案は、他のプリンシパルにも
ICPトークンの転送を許可するだけです。

この提案の詳細、アップデート、および質問は、
この提案のDeveloper Forum threadでご覧いただけます。

ドキュメント

タイムライン

  • 機能のドラフトプランをフォーラムに投稿し、
    レビューを行う。
    2021年9月10日、15:00 UTC
  • NNS提案(#20588)の提出。
    2021年9月15日15時00分(UTC)まで
  • NNS提案(#20588)の有効期限。
    9月17日、2021年9月17日、15:00 UTC
  • このNNS提案が通過した場合、
    その後のNNS提案はコードの更新とともに
    提案されたデザインに従うことになります。

次のステップ

今回の提案が可決されたことで、
このデザインを開発した研究チームは、
プロジェクトのプロセスとタイムラインを
コミュニティに報告していきます。

実施には数ヶ月を要するため、
継続的なコミュニケーションと
最新情報の提供が重要となります。

動議は可決されましたが、
ビットコイン統合のセキュリティ要件としての
レプリカプロセスのサンドボックス化に関する懸念など、
考慮すべきコミュニティのフィードバックが多数あります。

開発者フォーラムのユーザーであるlasmtjsは、
開発者フォーラムにこう書いています。

私にとって最も重要なことは、
キャニスターのプロセス・サンドボックス化が
どれだけ関与し、
特にどれだけの時間がかかるか
ということだと思います。

同様のフィードバックがあったため、研究チームは近々、
サンドボックス化に関するプロジェクトを
コミュニティに提案する予定です
(オペレーティング・システム・セキュリティの
上級研究員であるHelge Bahmann氏が主導)。

ここでは、通常の「オープン・デザイン」による
反復プロセスが行われます。

おわりに

ICPの自由度は高まりますね。

どんどんオープンになっていて欲しい。

免責事項

本記事を参考にした事によるいかなる不利益について、管理者は一切の責任を負いかねます。

DYOR, NFA

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