仮想通貨

ICPがBitcoinやEthereumと友達になる日は近い

ノンホルダー・リトです。

なんのこっちゃタイトルです。

ICPのガバナンスに関する
新たな動きについて解説します。

原文はこちらです。

The Internet Computer Community Adopts Threshold ECDSA Signatures Motion Proposal
Work will begin to integrate threshold ECDSA signatures into the Internet Computer so that canister smart contracts can hold BTC and ETH.

ざっくり解説

ざっくり原文の内容をかいつまみます。

  • ICPのスマートコントラクトに
    ECDSA署名の機能を搭載することが
    投票の結果、採用された

ということです。

なぜECDSA署名が必要なのか?

それは、BitcoinやEthereumと繋がるためです。

BitcoinやEthreumといった
既存のブロックチェーンは、
ECDSA署名の機能を搭載しています。

いわゆる公開鍵暗号方式です。

ICPは、実は
別の暗号技術をメインにしています。

それが、チェーン暗号です。

それゆえに、
これから進めようとしている
BitcoinやEthereumとの
相互運用性の確保が
できない状態なのです。

だから、今回のガバナンス投票で、
ECDSA署名を取り入れようという
結論に達したわけです。

より詳しく知りたくなった方は、
以下の原文翻訳を見てみてください。

本文

インターネットコンピュータのコミュニティは、
ブロックチェーンの機能とアップグレードのロードマップ
積極的に形成しており、
開発者フォーラムでは活発な議論が行われています。

DFINITY財団は、技術的な貢献という形で、
インターネットコンピュータのエコシステムに
研究開発資源を提供しています。

技術的なアップグレードは、
Network Nervous System (NNS)への
モーションプロポーザル(モーション提案)によって、
コミュニティの議論、投票、採用の対象となります。

「Integrate Threshold ECDSA Signatures
Into the Internet Computer」という提案(#21340)が、
2021年9月20日15:00 UTCにNNSに提出されました。

https://dashboard.internetcomputer.org/proposal/21340

ニューロンホルダーによる投票は、
48時間後の9月22日に終了し、
313,336,901票の投票力で100%のログ付きYes票を獲得しました。

開発者フォーラムに寄せられた
コミュニティからの意見や質問を受けて、
当初9月15日に予定されていた投票を延期し、
5日間の追加審査を行いました。

DFINITY FoundationとInternet Computer Association、
ひいてはそれぞれのニューロン・フォロワーは、
ICPニューロン・ホルダーの幅広いコミュニティが
この提案に投票する機会を得るまで、早期投票を控えました。

提案のライフサイクルの各段階において、
ニューロン・ホルダーは、インターネット・コンピュータを
より効率的に、より速く、開発者にとってより使いやすくするための
財団の努力を指示する能力を持つことになります。

どのようなアップグレードに着手し、
どのようなコードを採用するかはコミュニティが決定するため、
インターネットコンピュータはリアルタイムに進化していきます。

キャニスター・スマートコントラクトが
BTCやETHを保有するために、
閾値ECDSA署名をインターネットコンピュータに
統合する作業を開始することを提案しています。

NNS提案の種類はたくさんあります。

こちらは、インターネットコンピュータのコードを
積極的に変更するわけではないが、
コミュニティが方向性を投票するための
オンチェーンの仕組みを提供する「Motion提案」です。

例えば、この提案は、ECDSA署名を
インターネットコンピュータに統合するための
設計と計画を採用するというものでした。

コードを更新するには、数ヶ月と複数のNNS提案が必要になります。

本文の要約

ECDSA署名はブロックチェーン業界で広く使われている。

この機能により、canisterのスマートコントラクトは、
ECDSA公開鍵を持ち、
それに関して署名することができるようになります。

対応する秘密鍵は、キャニスターを保有する
サブネットのノード間で閾値共有されます。

これは、インターネットコンピュータと
ビットコインやイーサリアムを統合するための前提条件です。

これらのネットワークはECDSAを採用しているため、
キャニスターがBTCやETHを保有し、
ビットコインやイーサリアムの取引を行うためには、
ECDSAの署名を作成できなければならないのです。

秘密鍵はキャニスターの複製状態ではなく、
サブネットの複製間で共有され、
キャニスターが署名要求をするたびに、
共同で閾値ECDSA署名を作成することができなければなりません。

この機能は、将来的にBTCやETHといった
大きな価値を確保することになるため、
インターネットコンピュータのセキュリティ上、
非常に重要な機能です。

そのため、この機能の実装には、
それに応じて厳しい自動テストを実施する必要があります。

個々のメソッドやコンポーネントの正しさを保証するために、
ユニットテストとインテグレーションテストが
それぞれ使用されることは明らかです。

この提案の詳細、更新情報、質問などは、
Developer Forum threadでご覧いただけます。

タイムライン

  • 機能の計画案をフォーラムに投稿し、
    レビューを行う。9月 10, 2021, 15:00 UTC
  • NNSモーションプロポーザル(#21340)の提出。
    9月20日, 2021, 15:00 UTC
  • 提案の目的を達成するために使用された暗号技術を概説する、
    DFINITY主席研究員のVictor Shoup氏とのコミュニティ会話
    https://youtu.be/MxBIvPhPzzc
    September 16, 16:00 UTC
  • NNSモーション提案(#21340)の有効期限。
    2021年9月22日 15:00 UTC
  • このNNS提案が通過した場合、
    その後のNNS提案はコードの更新とともに
    提案された設計に従うことになります。
    実装、テスト、展開には数ヶ月かかる。
    Q4 2021.

次のステップ

今回の提案が可決されたことで、
このデザインを開発した研究チームは、
プロジェクトのプロセスとスケジュールについて
コミュニティに報告していきます。

この機能の複雑さと厳格な品質保証の必要性を考慮すると、
エンジニアリングとテストに数ヶ月かかることが予想されます。

まとめ

ICPは、BitcoinやEthereumと繋がるために、
ECDSA署名(公開鍵暗号方式)を採用することが
決定しました。

これは、NNSのガバナンス投票による合意事項です。

これから、この開発の進捗が楽しみですね。

ICPがBitcoinやEthereumと友だちになる日は近い。

免責事項

本記事を参考にした事によるいかなる不利益について、管理者は一切の責任を負いかねます。

DYOR, NFA

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