仮想通貨の端数をスッキリ処理する方法

  • 2022-06-27
  • 2022-06-27
  • Web3
stroyset-Business_Risk

仮想通貨取引で発生する「端数」をスッキリ処理する方法をご紹介します。

あまり使わない口座やウォレットにものすごい少額の通貨が残っていると、管理が煩雑になりかねません。

かんたんにスッキリさせましょう。

■ 端数処理の方法は2パターンある

image-zero

端数処理の方法は2パターンあります。

  1. 買い増しして、送金手数料を考慮して、残高がゼロになるようにメインのウォレットに移動させる
  2. 販売所で売却 ※販売所は最低取引額が緩い場合が多いから

それでは、この2つの方法について、 解説していきますね。

■ 端数処理1:買い増しして残高がゼロになるように送金

あまりにも単位が小さいために、 出金も売却もできない 端数があったりしませんか?

0.00000000000005 BTC

みたいな。

複数の取引所を利用していて、 整理したいときに不便ですよね。

この場合は、思いきって買い増しましょう。

そうすると、出金手数料や売却最低額を超えるので、 端数も一緒に掃き出すことができます。

例えば、こんな感じです。

残高をゼロにしたい端数があります。

0.00000000000005 BTC

$BTCを別の取引所にまとめたい、とします。

送金手数料が 0.00001 BTC だとします。

この場合、手数料の0.00001 BTC以上を買い増すことで、 送金が可能になります。

□ デメリットとその解消

とはいえ、ギリギリを攻めても、 手数料より低い額を手数料払って 掃き出すことになります。

これを避けるために、 十分な金額で買い増してみましょう。

目安は送金手数料の100倍の金額です。

そうすれば、手数料は 買いました分の1%程度になるので、 損した気分が薄れます。

■ 端数処理2:販売所で売却

もし、端数しか入っていない仮想通貨取引所が、 販売所を運営していれば、 ラッキーです。

買い増し送金する方法より、 シンプルにゼロにできる可能性があります。

なぜなら、販売所は、 最低取引数量がかなり小さいからです。

BTCを例に、bitbankの販売所と取引所の 最低取引数量を比較すると、

販売所は取引所の 10,000分の1になっています。

これだけ小さければ、 端数をゼロにすることは 簡単ですよね。

□ デメリットとその解消

とはいえ、 販売所での売却は、 取引所に比べ割安になることが多いです。

これはデメリットです。

ただし、そもそもどうしようもなく 小さい単位なので、 それに対する割安感って、どれほどでしょう?

1円程度の差にしかならないかもしれません。

それで、今後の資産管理が楽になるなら、 思いきって販売所で売却するのもありです。

□ 最低取引数量を確認するリンク集

国内の主要な取引所の公式HPより、 最低取引数量に関するページをまとめました。

bitbank

bitflyer

coincheck

GMOコイン

おわりに

最後まで読んでいただきありがとうございます。

仮想通貨の端数ってなんだかうっとおしいですよね。

それをゼロにするには2つの方法があります。

  1. 買い増しして、送金手数料を考慮して、残高がゼロになるようにメインのウォレットに移動させる
  2. 販売所で売却 ※販売所は最低取引額が緩い場合が多いです

どちらも一長一短がありますので、 うまく利用したいですね。